ブラックペアン2では、竹内涼真さん演じる世良雅志が二宮和也さん演じる天城雪彦に『ジュノ』と呼ばれていますが、どういう意味で、どのような由来があるのでしょうか。
会話の中では『ジュノン』と言っているようにも聞こえますね。
『ジュノ』の意味や由来について考察し、さらには竹内涼真さんのあだ名についても予想と推測を交えて解説していきたいと思います。
『ジュノ』という呼び名の意味や由来、理由は何なのか?
なぜ竹内涼真さんだけ、あだ名で『ジュノ』と呼んでいるのかだけでなく、実は深い意味があるのか考察していきます!
ブラックペアン2のジュノの意味や由来は?
『ジュノ(jeunot)』とは日本語に翻訳すると、『(男性に対して)若造、青二才』という意味があり、天城からは『青二才という意味』だと第1話で説明されています。
『青二才』には、『年若く経験のとぼしい男』という意味があります。
世良役の竹内涼真さんはジュノと命名される前には『目の前の患者を救いたい。そのために泥臭い練習を一生やる。』と言っています。
未熟ながらも頑張っている世良が、天城から見れば可愛い後輩に思えたことが由来で『ジュノ』と呼ぶようになったように見えました。
また天城が日本にやってきてから、圧倒的な手術レベルを見せていて『経験のとぼしい男』に該当しそうな医師もいますが、世良以外の若手医師や他の医師に対しては『ジュノ』とは呼んでいません。
このことからも世良が天城にかなり気に入られたという見方もできますね。
世良のスカウトを受けるかを決めるために、黒か赤か二者択一のルーレットすることになりますが、結果は黒でも赤でもない緑のゼロ。
この賭けだけでなく、天城が手術を行うかどうかを今まで何度も二者択一をルーレットで決めてきましたが、初めてゼロに入ったことを面白いと話していて世良が『神に見放されていない』と気に入っている様子もありましたね。
つまり、天城は世良のことが経験が乏しくて可愛い後輩だと気に入って『ジュノ』と呼ぶようになったのは間違いなさそうですね。
ブラックペアン2のジュノとは何語?
天城雪彦が言う『ジュノ(jeunot)』とはフランス語です。
第1話終盤で世良の呼び方が『ジュノ』になりました。
その後何度も『ジュノ』と呼ばれていますが、テロップなしでセリフだけ聞いていると『ジュノン』と言ってるようにも聞こえますね。
ちなみにジュノンボーイでも知られる月刊雑誌『JUNON』は、ローマ神話の女性・結婚の守護神『ユーノー』のフランス語名『ジュノン(Junon)』が元とされています。
『ジュノ(jeunot)』と『ジュノン(Junon)』は、文字にすれば違いが分かりやすいですが、会話の中では『ジュノ』と『ジュノン』を聞き分けるのは難しいですよね。
天城はフランス語を使っていて、『ジュノ』も『ジュノン』もフランス語ですが、天城が実際に呼んでいるのは『ジュノ』です。
天城は英語ではなくフランス語を使っている理由についてもまとめています。
⇒ブラックペアン2の天城先生はフランス語をなぜ使う?英語ではない理由は?
ブラックペアン2で竹内涼真(世良)をジュノと呼ぶ理由はなぜ?
『ジュノ』と呼ぶ理由は、本当に『青二才』という意味なのでしょうか?
世良のことを『ジュノ』と呼ぶと決めた際、あまり悩んだりせず元から用意していたようにも見えました。
この点を深堀りするために、『ジュノ』をいろんな言語で日本語に翻訳どんな意味があるのか調べてみました。
- フランス語(Juno):ジュノー
- 英語(Juno):ジュノ
- スペイン語(Juno):フノ
- イタリア語(Giunone):ジュノーネ
- ラテン語(Iuno):ユーノー
- ポルトガル語(Juno)
- ドイツ語(Juno)
- オランダ語(Juno)
- スウェーデン語(Juno)
- ギリシャ語(Juno)
- スウェーデン語(Juno)
- スウェーデン語(Juno)
上記のようにほとんどが英語表記と同じでした。
読み方は若干の違いがありますが、ほとんどの意味としてはローマ神話の女神『ユノ』や6月のことを指していることは共通しています。
ローマ神話で最高の女神で、女性の結婚生活を守護する女神。
ユピテル(Jupiter)の姉であり妻でもある。
主に結婚、出産を司る。 また、女性の守護神であるため月とも関係があると言われています。
ギリシャ語では、ギリシャ神話のヘラ(Hera)に相当する女神とされています。
個人的には『なぜ世良だけをジュノと呼ぶのか』気になりましたし、天城が何か企みや狙いがあって、あえて青二才以外の意味も込めて『ジュノ』と呼んでいるようにも感じました。
しかし、他の言語で翻訳してもほとんどが『女神』を指していることから世良には当てはまりませんよね。
天城は二者択一を『神に見放されない運』と例えていることから、神話に関係するのかとも考えました。
しかし、神話関連では『ジュノ』は男性を示すものではなさそうです。
やはり天城が世良を『ジュノ』と呼んでいる理由は『青二才』という意味で、特に何かウラがあるわけではなさそうですね。
まとめ
ブラックペアン2で『ジュノ』とは、フランス語で『青二才』という意味があります。
世良が天城に対してスカウトを申込んでいて、黒か赤か二者択一を決めるためルーレットで賭けを行いました。
結果は天城自身も初めて経験する緑のゼロだったことから『神に見放されていない』と興味を持ち、天城が世良のことを気に入りました。
スカウトが成功したあとに『泥臭い練習を一生やる』と発言した世良に対して、天城が『未熟で経験のとぼしい男(青二才)』と感じた理由があったからこそ、『ジュノ』と名付けられたのかもしれませんね。
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