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医療ドラマの手術シーン撮影方法は?心臓などの臓器は本物?

医療ドラマの手術シーン撮影方法は?心臓などの臓器は本物? 作品

医療ドラマの手術(オペ)シーンはどうやって撮影しているのでしょうか?

動いている心臓を見ることは医者以外ほとんどないと思いますが、医療ドラマの心臓や臓器などは本物が使用されているのか気になりますね。

今回は医療ドラマの手術シーンの撮影方法はどうやっているのか、登場する心臓や臓器は本物なのかについてまとめていきます。

 

医療ドラマの手術シーンの撮影方法はどうやって撮影している?

医療ドラマの手術シーン撮影方法は?心臓などの臓器は本物?医療ドラマの手術シーンの撮影方法はどうやって撮影している?

医療ドラマの手術(オペ)シーンの撮影方法はどうやって撮影しているのかというと、本物の機材を準備して本当の手術を再現していることが多いです。

 

手術シーンではキャストの顔が見えるような場合、出演者自信が本当に手術しているような手の動きをしています。

そして、実際の手術をしているシーンでは、本物の医者の方が実際のオペを再現した手の動きを行って、キャストが実際に手術しているように見えるカメラワークを行う撮影方法が多いです。

 

医療ドラマではリアリティさが求められるため、手術に使われる照明や心電図などの機材、メスやガーゼなどの医療器具は、実際に医療現場で使用されているものを利用することが多くあります。

また医療行為に間違いがあるとトラブルに発展する可能性があるため、手術の手元のみ映るシーンの撮影や監修は本物の医者が行います。

 

手術シーンは緊張感が高まるシーンですし、医療ドラマでも見せ場とも言えるシーンなので、少しでもリアルに見えるようにカメラワークや画面を切り替える撮影方法が多くなっています。

 

医療ドラマの手術シーンの心臓などの臓器は本物?

医療ドラマの手術シーン撮影方法は?心臓などの臓器は本物?医療ドラマの手術シーンの心臓などの臓器は本物?

医療ドラマの手術シーンの心臓などの臓器は人間ではなく、本物の動物の臓器やCGなどが使用されています。

手術シーンで使われる臓器の正体

  • 動物の臓器
  • 人工臓器
  • 食品
  • CG

それぞれメリットやデメリットがありますので、解説してきます。

 

動物の臓器

本物の人間の臓器を使うことは難しいので、動物の臓器を使用することがあります。

 

特に豚の臓器は人間の臓器に大きさや形状が似ていることから、よりリアルな手術シーンが撮影することができます。

豚の他には牛や羊を使うこともあるそうです。

 

しかし、懸念点として

  • 倫理的な問題
  • 衛生面でも注意が必要
  • 入手、管理が大変
  • 撮影しなおしが難しい

リアルさは追求できるかもしれませんが、上記のような懸念点があるため、現在では多くは使用されていない撮影方法です。

 

人工臓器

本物の人間の臓器に似た人工臓器を使用することがあります。

 

代表的に使用されるものとしては、血のりが挙げられますよね。

他にも手術シーンで使用される材料としては、以下のものが挙げられます。

  • スポンジ
  • シリコン
  • プラスチック
  • 樹脂
  • スライム
  • ゼリー
  • 血のり

 

メリットとしては、人工なので色味や大きさ、血管の配置なども自由にできます。

また、人間や動物の臓器ではないので、倫理的な問題や衛星的な問題はクリアでき、カットしないような場所の臓器は今後も再利用することができます。

 

実際に『ブラックペアン』では軟らかい樹脂製の心臓が使用されたことがあります。

TBSにて放送されました医療ドラマ『ブラックペアン』にて、当社の成人正常心モデルおよび心臓拍動型冠動脈吻合トレーニングシステムが使用されました。

引用:株式会社クロスメディカル

 

デメリットとしては、費用や時間がかかるところです。

よりリアルに撮影するためには、それなりの費用がないと本物に近い臓器を作成することは難しいです。

また、制作するのも時間が必要なのでミスや破損があると、準備することが大変になることがあります。

 

食品

実は私たちの身近な食品も手術シーンの再現に登場していることがあります。

 

具体的な例としては以下のものが挙げられます。

  • 鶏肉(臓器)
  • こんにゃく(臓器)
  • 寒天やゼリー(臓器や血、体液)
  • トマト(血)
  • パスタ(血管)
  • 片栗粉(石灰化した箇所)

上記のように私たちにも身近な食品であるため、近所のスーパーで安価で入手でき、準備しやすいことがメリットです。

 

しかし、デメリットとしてはリアリティに欠けることがあります。

リアリティさを出すために食品を使う場合でも加工は施されますが、専門的に製作したものではないためリアリティに欠けるような見た目になることがあります。

 

CG

CG技術も、医療ドラマの手術シーンに活用されています。

メリットとしては、本物がそこに存在しているかのように精密に作成することができ、動物などの臓器ではないため安全性は抜群です。

さらに珍しい形状の再現や、通常ではあり得ないような状態の物でも再現することができます。

 

デメリットとしては、費用が高額になる点です。

高度な技術が使用されるため、一般的なパソコンでの作成は難しく使いこなせる人の採用やソフトの準備、データサーバーの準備など、高額になるケースがあります。

 

まとめ

医療ドラマの手術シーンの撮影では、心臓などの臓器は人間ではなく、本物の動物の臓器やCGなどが使用されています。

手術シーンで使われる臓器の正体

  • 動物の臓器
  • 人工臓器
  • 食品
  • CG

それぞれメリットやデメリットがあります。

費用や入手のしやすさ、安全性などを考慮し、撮影方法を選択されていきます。

 

⇒一人二役の撮影方法はどうやって撮影している?編集や合成が使われている?

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