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全領域異常解決室は実在する?原作はアメリカ政府のUFO調査機関?

全領域異常解決室は実在する?原作はアメリカ政府のUFO調査機関? 作品

ドラマ『全領域異常解決室』が2024年10月9日より放送されますが、実際に『全領域異常解決室』という機関は実在するのでしょうか?

『全領域異常解決室』は聞き慣れない機関ですが、本当にあるのかも気になりますよね!

 

『全領域異常解決室』というのはアメリカ政府には実在するとのうわさがありますが、本当に実在するのか、原作はあるのかについても判明しましたので、ぜひ最後まで見ていってください!

 

全領域異常解決室は実在する?

『全領域異常解決室』という名称は、主にアメリカの国防総省が設立した実在する機関です。

アメリカでは、AARO(All-domain Anomaly Resolution Office)という名称で、日本語に翻訳すると『全領域異常対策室』を指しています。

全領域異常解決室は実在する?原作はアメリカ政府のUFO調査機関?AARO

さらに詳しく全領域異常解決室(AARO)の設立背景や主な任務などについても解説していきます。

 

全領域異常解決室の設立背景と目的

アメリカの国防総省は、2022年に『全領域異常対策室(AARO)』を実際に設立し、ウェブサイトを開設しています。

この機関の設立は、未確認飛行物体(UFO)や未確認空中現象(UAP)などの異常現象に対する政府の対応を強化する目的で行われました。

全領域異常解決室は実在する?アメリカではUFOを政府が調査している?全領域異常解決室の設立背景と目的

AAROは、これらの現象がアメリカの国防や国家安全に与える影響を評価し、科学的検証を通じてその真相を明らかにする役割を担っています。

 

AAROの主な任務や活動

AAROの主な任務は、4つあります。

  • 情報収集と分析
  • 公開と報告
  • 脅威評価
  • 動画公開

 

まず未確認空中現象であるUAP関連の政府活動に参加した政府職員や軍人からの情報を収集し、科学的分析を行います。

次に収集した情報を一般に公開し、UAPの飛行高度、形態、サイズ、色、速度などに関する典型的なデータを提供しています。

 

そして、発見されたUAPがアメリカの国防や国家安全に与える影響を評価し、必要に応じて対策を講じ、UAPを捉えた動画を公開して一般の人々にも情報を提供しています。

実際に日本では『UFO』と呼んでいるような映像がAAROのWEBサイトでも公開されていました!

 

AAROの実際の報告

AAROは、2024年3月には未確認飛行物体(UFO)や未確認異常現象(UAP)に関する調査報告書を一般公開しました。

その報告書では1945年以降の公文書や証言を分析した結果「UAPの目撃報告が地球外の技術の存在を証明するという根拠はない」と断定したと記されています。

 

UAPの目撃証言は存在するものの、映像などのデータは良質ではなく分析可能ではない場合がほとんどです。

さらに分析できたとしても、ほぼすべての目撃証言は普通の飛行物体であったり誤認情報であることが報告されています。

 

このように情報機関と協力して異常現象を調査・分析し、グローバルな視点からアメリカの安全を確保するための重要な役割を果たしています。

特に、未確認現象が外国の技術や活動である可能性を検証することが主要な任務です。

 

日本に全領域異常解決室は実在する?

日本にはドラマ『全領域異常解決室』のような、政府機関や警察内の専門機関は実在しません。

ドラマでは内閣府直轄の捜査機関『全領域異常解決室』通称『全決(ゼンケツ)』が描かれています。

この機関は、最先端の科学捜査でも解明できない不可解な異常事件に挑むスペシャリストたちが集まる組織として描かれています。

 

実在する日本の警察や政府機関は、通常の犯罪や災害に対応するための組織が中心であり、超常現象や異常な事件を専門的に扱う機関は設けられていません。

アメリカの国家安全保障と国防に関連するものとして『全領域異常対策室(AARO)』が実在しますが、日本の法執行機関や災害対策機関は科学的および法的手段を基に、事件や災害に対応していて、ドラマのような超常現象やオカルトに関連する専門機関は存在していません。

 

日本の歴史的な異常事態対処組織はどういうものがある?

日本には歴史的に様々な異常事態や、災害に対処するための組織や職業が存在しました。

特に災害や異常な事態に対処した代表例として陰陽師が挙げられます。

 

古代から中世にかけて、陰陽師が存在したと第1話で説明されていましたね。

陰陽師は、天文・暦法・占い・呪術などを扱い、災異や吉凶を予測するために天体観測や占いを行いました。

全領域異常解決室は実在する?アメリカではUFOを政府が調査している?陰陽師と占い

陰陽師は国家や社会の安定を祈る役割を果たしていました。

占いも神社や寺院などで行われ、神託や卜占を通じて人々の運命や将来を予測し、災厄を避けるためのアドバイスを提供していました。

 

全領域異常解決室の原作やあらすじは?

全領域異常解決室の原作はなく、完全オリジナルドラマです!

脚本は黒岩勉さんで、以下のような有名作品を手掛けています。

黒岩勉さんの主な作品

  • 謎解きはディナーのあとで
  • グランメゾン東京
  • TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
  • 消えた初恋
  • マイファミリー
  • ラストマン-全盲の捜査官-
  • 映画『LIAR GAME』シリーズ
  • 映画『キングダム』
  • ONE PIECE FILM GOLD
  • GANTZ:O
  • ONE PIECE FILM RED

オリジナルのヒット作品ばかりで、『全領域異常解決室』の期待も高まりますね!

 

あらすじとして、身近な現代事件と最先端の科学捜査を掛け合わせても解明できない“不可解な異常事件”を『全領域異常解決室』という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマです。

第1話では着用していた衣類や髪、大量の血液だけが残り、人間の遺体だけが消えてしまう『神隠し』事件がテーマでした。

ネット上でも神隠しが話題となり、蛭児(ヒルコ)という神を名乗った犯行声明まで出されていました。

 

このように「神隠し」や「シャドーマン」「キツネツキ」といった超常現象と呼ばれる事件に『全領域異常解決室』が挑んでいく作品です。

1話完結型ではありますが、全話通して描かれる”ある大きな事件”があるので、1本の大筋があり毎週、超常現象のような事件が発生し解決していくようですね1

 

起こる事件全てが超常現象やオカルトっぽい展開になりそうですが、最先端科学でも解明できない異常事件が何なのか気になりますね!

全話通して描かれる“ある大きな事件”とは何なのかも注目です!

 

まとめ

ドラマ『全領域異常解決室』が2024年10月9日より放送されますが、アメリカ国防総省が設立した「全領域異常対策室(AARO)」は、未確認飛行物体(UFO)や未確認空中現象(UAP)の調査、分析を目的とする実在する機関です。

 

AAROの主な任務は、情報収集、分析、一般公開、脅威評価であり、UAPに関する飛行高度や速度などのデータを提供し、国防上の影響を評価します。

また、AAROは異常現象を記録した動画も一般に公開しており、日本でいう「UFO」の映像を確認することができます。

 

日本にはアメリカのAAROような専門機関は存在しません。

関連する歴史的な取り組みとしては陰陽師、戒厳令、関東大震災時の救護活動が挙げられます。

陰陽師は天体観測や占いによって災害を予測しましたし、震災時には政府と軍が協力して臨時救護組織を設置し、対策を講じています。

 

⇒全領域異常解決室【ヒルコ】正体は豊玉妃花?本当の黒幕は誰?

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